「ブログの記事ってどう書けばいいの?」
「文章の書き方が全然わからない」
という人に向けて、
この記事では、私が実践する「稼げるブログ記事」の書き方をお話しします。
自分の中にネタを探す
まず、「自分の興味が人より深いものってなんだろう?」と考えてみます。
一から調べてネタを作るよりも、既に自分の中にある知識の方が記事に書きやすいです。オリジナリティも担保できるので、検索エンジンからの評価も高くなります。
でも、他にも同じネタで書いているブログはいっぱいあるし、、と思ったら「切り口」を変えてみます。
同じテーマでも目線を変えれば読者が変わります。このブログで言うと、フリー画像素材の配布サイトを紹介している記事があるのですが、ただ紹介するだけでは競合サイトに負けてしまいます。
だから、ブログのサムネイル素材を探している人に向けて、「ブログのサムネイルにおすすめなフリー画像素材の配布サイト」というテーマで記事を書きました。そのテーマでフリー素材を紹介している記事を私は見かけなかったので、ニーズがあると思ったのです。
自分の得意分野からの切り口で記事を書くと、他のブログと差がつけられるのでオススメです。
ユーザーが即行動に移すキーワードを探す
検索をする時のユーザー心理は大きく分けて「知りたい」「見たい」「買いたい」に分類されます。
この「買いたい」ユーザーが入力するであろうキーワードを探します。
買いたいキーワードの探し方
初心者は「買いたい」キーワードを狙えと言われても、全く想像がつかないと思います。
買いたいユーザー心理を理解する為に、自分がネットで商品を買う時の行動と心理を分析してみて下さい。想像ではなく、実際に商品を買うところまでやってみるのをオススメします。
買いたいキーワードの具体例は、指名検索(商品名)、カテゴリー×条件などです。
例えば、「Coleman ドームテント 冬」や「冬キャンプ テント 2人 雪」など、複数のキーワードを組み合わせたもの。複数のキーワードを組み合わせて検索する人は、購買意欲が高いユーザーです。
指名検索は競合が沢山いるので、組み合わせるキーワードをよく考えないといけません。カテゴリーと条件の掛け合わせは、どれだけ穴場なキーワードを見つけられるかが大事。
キーワード調査をする
キーワードは、キーワードプランナーを使って、検索ボリューム数を調べながら行います。でも、ボリューム数が多いキーワードだから売れるではないので注意。
ボリューム数よりも、ピンポイントのユーザーに刺さる記事の方が成果に繋がります。ボリューム数が100人以下でも、その数十人のニーズを掴む記事が書けていれば、高確率で購入してくれます。
キーワードプランナーの意外な活用方法
ボリューム数を気にしないなら、キーワードプランナーを使う意味があるの?と思うかもしれませんが、ボリューム数だけでなく類似キーワードも表示されるので、競合調査と勝てる記事を書く上では必要です。
同じ意味でも、自分だったらAの言葉で検索する所を(例:青じそ)、他の人はBの言葉で検索するので(例:大葉)、「こういう表現があったんだ」と発見に繋がります。それに、同じ意味でも言葉が違うだけで、検索ボリューム数に大きな違いがあるのです。
例えば、「テント 冬 2人」は10〜100ボリュームですが、「冬 キャンプ テント 2 人」は100~1000のボリューム数があります。ボリューム数の多い方で勝負できるなら良いですし、勝そうにないなら検索数の少ないキーワードを選びます。
この場合「冬キャンプ」で検索する人が多いんだなと解り、他の言葉と組み合わせを変えればバリエーションが広がります。そういう発見が出来るので、必ずキーワードプランナーは活用しましょう。
タイトルと見出しを決める
タイトルはインパクトよりも率直に
キーワードを決めたら、タイトルを考えます。
よくタイトルには、具体的な数字を入れるとか、殺し文句の様なキラーワードを入れると良い、と聞きますが、私はそこまで意識していません。独自性のある内容を書いていれば自然と差別化は出来るので、記事の内容に沿った率直でわかりやすいタイトルを付けるようにしています。
具体的な数字は、数が多ければインパクトがありますが、そうじゃないと中途半端になってしまいます。例えば「ブロガーにオススメのレンタルサーバー5社を比較」より、「10社を比較」の方がインパクトがありますよね。
インパクト重視で、「10社を比較」の記事を書こうとすると、ブロガーにオススメの要素が薄くなり、レンタルサーバー10社を、ただ比較しただけの記事になる事があります。
それだと読んでいる読者はつまらないし、ブログへの信頼度が下がるので、タイトルありきより、記事ありきのタイトルを心がけています。
見出しの書き方
その後、見出しを作る流れです。見出しには、タイトルのキーワードから流入してくるユーザーが、知りたいであろう情報を満遍なく取り入れます。
記事の構成を決める
リード文の書き方
リード文には、読者の疑問や知りたいポイントを必ず入れます。リード文の構成は、以下になります。
ユーザーの悩みや疑問
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解決策の提案
リード文の役割は、読者に「この続きを読みたい」、「自分が知りたい情報が書いてある」と思ってもらう事。読者の興味をそそるような「フック」を意識しています。
本文の書き方
- 具体的な文章構成
- 要点を箇条書きにしてまとめる
- 画像やイラストを適度に入れる
- リズムを意識する
具体的な文章構成
文章構成は以下のように設計します。
リード文で問題定義→解決方法(結論)→理由→具体的な例→まとめ(結論)のPREP法
この記事で言うと、以下の構成になります。
リード文で問題定義→
「ブログの記事ってどう書けばいいの?」
「文章を書いた事がないから全然わからない」
解決方法&具体的方法→
- 自分の中にネタを探す
- ユーザーが即行動に移すキーワードを探す
- キーワード調査をする
- タイトルと見出しを決める
- 記事の構成を決める
- ライティングで参考にした本
まとめ(結論)
まとめ:ブログ記事の書き方
要点を箇条書きにしてまとめる
つらつらと長い文章だと読みにくいので、文の要点を冒頭に箇条書きでまとめます。
「それは既に知ってるよ」という内容もあると思うので、ユーザーが見たい項目だけ見れるように、リンクを貼っておくと親切です。
画像やイラストを適度に入れる
適度に説明を補足するイラストや画像を入れます。最近は図解するサイトも多いですよね。
適度にだったら問題ないのですが、やたらと図や画像を挟むのはNG。スクロールが増えて読むのが負担になり、離脱に繋がります。
少数派かもしれませんが、私はむしろイラストや画像は一切なしで、本の様にテキストだけ読みたいタイプ。こんな人も居るので、ほどほどに入れましょう。
本文内に画像やイラストを入れる作業は時間がかかるので、後回しにします。(アイキャッチは最初から必ず入れてね)私の場合、まず100記事書いて、後から記事を修正する際に画像を付け加えます。
リズムを意識する
リズムとは、テキストを太字にしたり、カラーを引くことで、読み進めやすくする事。見た目だけでなく、口調も大事です。
ずっと「〜です。」の文章が続くと読みにくいですよね。締めの言葉に変化をつける事で、平坦じゃなく読みやすい文章になります。
まとめの書き方
まとめは、サラっと適当に書いてるブログも多いですが、他の記事も見てもらえるように、関連記事へのリンクはマストです。検索エンジンとしても、記事同士がリンクで繋がっている方が回りやすく、SEO対策にもなります。
ライティングで参考にした本
これ以外にも図書館や古本でたくさん読みました。中での上の本は初心者でもわかりやすい内容でおすすめ。
武器としての書く技術
- 超有名ブロガーイケハヤさんの本
- ブログライティングに限定したアドバイス
- ブログに使える具体的なフレーズがわかる
- ブログを継続するポイントがわかる
ブログを書くにあたって、1番参考になった本です。具体的な記事の書き方も書いてありますし、ブログを継続する秘訣やネタ切れしない方法など、ブロガーに必要な情報が沢山詰まっています。
人を操る禁断の文章術
- メンタリストDaiGoの著書
- 人の心を動かすテーマがわかる
- 人間心理を理解したライティング技術がわかる
上で紹介したイケハヤさんの本は、ブログの基本的な書き方が学べますが、この本ではもう1歩踏み込んだテクニックを学ぶ事が出来ます。
「人の心を動かすのは理論じゃなくて感情」「綺麗に文章を書かない」など、具体例と共に目から鱗のライティング方法が学べます。
セールスコピー大全
- 「売る」ための文章テクニックがわかる
- マーケティングについて学べる
上で紹介した2冊は文章表現についての本ですが、セルスコピーは「売る」に注力した文章なので、より強い訴求力をこの本で学べます。
具体例も豊富で、五感に訴える方法は、「お肌がよろこぶスキンケア」→「お肌がプルルンキュッとひきしめスキンケア」など、わかりやすい例を挙げているので想像しやすいです、
よく通販番組やLPで見かける手法で、お腹いっぱい感はありますが、使える手法が満載です。
まとめ:ブログ記事の書き方
- 自分の中にネタを探す
- ユーザーが即行動に移すキーワードを探す
- キーワード調査をする
- タイトルと見出しを決める
- 記事の構成を決めて書く
- たくさんの本を読み、何度もブラッシュアップする
ライティング能力は、本を読んで身につくのではなく、実践あるのみです。何度も書いて直しているうちに自然と向上して行くので、基本を押さえつつ、とにかく手を動かしましょう!
それでは、一緒に頑張りましょう♪チャオ!
コメント
コメント一覧 (2件)
う〜ん、読みやすい!無駄が無い!さすがです。本も読まないとと思ってますけどなかなかで、ほんとに勉強になります。ありがとうございます。
ありがとうございます!他の記事も読んでくださって嬉しいです。